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【一級建築士】初受験者が一発合格するために必要な点数の推移はどのくらいか?【学科試験】

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どうも、nabeです。
nabeは26歳の時に一発で一級建築士を取りました。本番では結局余裕で基準点を超えていたので良かったですが、勉強中は色々不安になったことも多々ありました。

なんせ初めて受けるものですから、模試を受けるたびに全体の中での自分の順位に落ち込みましたし、本当にこのまま勉強していて90点に届くのか?という疑問が何度も受かびました。

今回はそんな経験を踏まえて、自身の建築士試験勉強時の点数の推移を紹介します。
・この先点数は本当に上がるのか
・この時期にこの点数は妥当なの?
・資格学校では大丈夫と言ってるけど、本当に大丈夫?

などの不安解消に役立てば幸いです。(より不安になったらごめんなさい)

受験年の2月:第一回模試

まず第一回目の模試です。nabeはS資格に通っていました。
学校は前年の11月から始まりましたので3か月程度経っているわけですが未だに進んでいる内容は半分以下です。
今はもう変わったらしいですが、当時第一回目の模試は
・勉強した範囲からのみ出題
・50点満点
・○×の二択問題

でした。

結果は48/50

本番の模試とは全然違うのであまり参考にはならないと思いますが、この時はほぼ取れていたので安心した記憶があります。しかし、あくまで上記3つの条件下での話です。
ここからが本番でした。

受験年の4月:第二回模試

4月には初めて125点満点の本試験同様の内容の模試がありました。この時点でもまだまだ講義で扱っていない内容も平気で出題されるため、当然のように撃沈でした。

結果は66/125

特に法規は初めて時間をフルに使い30問解く、という経験でしたのであまりのできなさに驚愕しましたね。また、施工は全5回の内2回しかやっていない状態でしたので、こちらも完全にだめでした。

今言えることは、この時点でできないからと言って落ち込む必要は全くない、ということです。

受験年の5月:第三回模試

第三回目の模試の結果は77/125でした。
前回より11点上がりましたが、全受験者を見るとはるか上の合格圏内にまだまだ人が多いこと多いこと。「あと2か月しか残されてないけど、ここの高みにいけるのか?」という焦りが出てきます。学校では営業さんから「良い感じ良い感じ、ちゃんと合格者の推移に乗っかっているよ」と言われましたが、気休めかな?と思っていました。笑
ただ「本当に大丈夫なのかよ?」と思いつつも少しだけ胸をなでおろした記憶があります。また、この頃になるとある程度法令集を引くことがスムーズになって楽しくなってきました。

受験年の6月:第四回模試

第四回目の模試で問題が起きます。
前回の胸なでおろしがあった安心感からか、この模試の前日に大学の時の友達が東京にいたため飲み明かしてしまいました。次の日に模試が控えているけど、前もまあまあ悪くなかったみたいだし、大丈夫だろうと。

これが問題でした。
結果から言うと76/125でした。
はい、下がりました。

要因は明確です。

二日酔いです。

二日酔いのため試験を満足に受けれず、試験時間の大半を机に突っ伏して寝ているかトイレにこもるかの2択で過ごしていたため得点は前回よりも下がっていたのです。当然ですね。

これを機に、やっぱりちゃんとやらないとダメだということを学びました。
飲む前に気付けよって話ですが。笑

受験年の7月:第五回模試

前回の反省を生かし、前日に友人とお酒を飲むことは絶対にしないと心に誓い万全の態勢で第五回目の模試に臨みました。

結果は88/125点

本当にホッとしたのを覚えています。今までの最高点77点からさらに11点上昇していました。残り1か月を残してこのくらい取れているとほぼ合格ラインに近づいていると言っても良いので、なんとか学科試験突破が見えてきました。とはいえまだ確実な点数では無いですし、前回のが無効試合みたいなものだったので、今回の結果が果たして本当の実力なのか、単なるまぐれなのか比較できず、とても困りました。

正確な統計を取るためにもみなさんはできるだけいつもベストな状態で模試を受けることをおすすめします。

受験年の7月:第六回模試(最終模試)

さて、試験を1週間前に控えた7月中旬、最終模試が行われました。
今まで66→77→(76)→88と11上がりで来ていたので、なんとか99点を取りたいと思っていました。
しかし結果は…

104/125

まさかの想定を裏切る成果でした。もうこうなったらきっと大丈夫だろう、とほぼ確信しました。が、それでもやはり心配は残ります。
しかしもう1週間しかありません、悪あがきをできることもないので、ただ淡々とひたすら見直しをして残りの日々を過ごしました。

本試験結果

さて、そんな感じで迎えた当日。
絶対に前日に友達と飲まないと誓い、挑みました。
結果は

計画     18/20
環境・設備  18/20
法規     27/30
構造     25/30
施工     19/25
合計     107/125

なんと過去最高得点の107/125でした!
本番では体感的に計画は普通、環境・設備は簡単、法規普通、構造と施工は難しい、という感触でしたが、実際の点数もそれに即した結果となっていますね。
こうし途中ハプニングはあったものの無事一発で学科試験を突破しました。

まとめ

以上が一級建築士初受験に臨んだnabeの得点の推移になります。
当然勉強のタイミングや力の入れ具合は個々人によって変わるためこの時期にこの点数を取れ!とは明言できないですが、初受験者はこんな感じで2~3か月でググっと点数が上がるので、それを信じて突き進むことが大事だと思います。

重要なのは、大事な日の前にお酒をアホみたいに飲まないことですね。
といいつつ製図試験も直前に飲んでたのですが、これはまた別な機会に。

資格取得に向けて頑張っている中で不安になっている人の気休め程度になれば幸いです。(再掲:より不安にさせたらごめんなさい)

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