キャリア 一級建築士

【転職】30歳・一級建築士の市場価値を調べてみる

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今回は30歳一級建築士であるnabeの
市場価値はどの程度なのかを見ていきましょう。

別に転職を考えている訳でもないのですが、
知り合いの設計事務所勤務の友人から、

「転職考えているんだけど、資格あるほうが良いよね?」

と言われたのがきっかけです。

「そりゃ、あった方が良くない?」

と思いましたが、
じゃあ実際どの程度必要なの?と言われると不明です。
なので、30歳で一級建築士を持っていると
どのくらいの市場価値があるのか調べてみました。

転職サイトに登録

市場価値を測る方法として今回は分かりやすく複数の転職サイトに登録し、
オファーや面談希望があったものの条件を比較してみます。
こちらの希望条件に合う中で先方からアプローチがあったもののみ、
という縛りで見て行きます。

スペックですが、
・30歳
・一級建築士
・TOEIC 650程度
・大学院卒

という内容で登録しました。

また、福利厚生を含めると複雑になるので、
今回は分かりやすく年収に絞って比較します。

Career Carver

1つ目はCareer Carverというところです。
これは実は友人と話す前から登録をしていました。笑

電車の車内広告で、大々的に

年収600万円以上の求人のみ

といった旨の内容が書かれており、
登録した経緯があります。
ただ、面談等は行っておらず、
登録しただけ、という状況でした。

詳細は省きますが、
ここではヘッドハンターからスカウトメールや
面談希望のオファーが結構来ました。

一部紹介します。

他にもありますが幅としては
5050万~1500万とかなり差が開いてます。
平均的すると大体500万~800万というのが多い印象です。

500万と800万って相当違いますけどね。笑

DODAの調べによると、
30歳の男性の平均年収は436万円
30代の職種別だと建築/土木が457万円
30代の業種別だと建設/プラント/不動産が447万円

なので、平均よりはちょい上~かなり上というイメージです。

こちらのサイトによると一級建築士の平均年収は約643万円とのことです。
ちなみに一級建築士の平均年齢は非常に高く、
有資格者の内、30代以下は何と10%程度
20代ともなると1%しかいないのです。

公共財団法人 建築技術教育普及センターより引用

1500万円はコンサルティング会社なので高いですが、
下は700万円というように相当幅が広いので、どう転ぶかは不明ですね。

いずれにせよ、平均よりは高い年収のオファーがありました。

ミイダス

これは、今回のテーマに直結しそうなアプリです。
何と言っても謳い文句が、これですからね↓




面接確約!転職するならMIIDAS(ミイダス)!

まさに、そのまんまです。
こちらも登録してみました。

スペックや希望条件などはCareer Carvarと同じです。
ミイダスはスペックを入れると市場価値を計算してくれます。
こんな感じです。

左上を参照

754万円と出ました。
先ほどのCareer Carverのオファーが500~800万だったことを考慮すると
割とドンピシャな数値ですね。

ではミイダスでのオファーを見ていきます。

ミイダスでは、オファーの中でも年収アップが確約されているものは、
”年収アップ確定オファーあり”というタグがついてきます。

これらは希望条件を満たしているオファーのみなので700万円以上しかありません。
Career Carverはどちらかというとヘッドハンターがオファーしてきて、
その人との対話の中で希望職種を探すみたいなイメージが強いです。
したがって、単体の仕事のオファーはミイダスの方がはるかに多いです。

700万という条件を外すとオファーがこんなに。。。
これ全部建設や不動産関係の仕事ですからね。

そういう意味で、本当に転職の幅を知りたいならミイダスがお勧めかと思います。
ただ、今回は市場価値という視点でしか見ていないので、
実際転職するならその他のサイトも視野に入れるべきかと思います。

知り合いに聞く

これは番外編ですが、nabeは不動産投資をしています。
購入した会社の人から、

「うちの建築士辞めちゃうから、こない?700万くらい出すよ」

と言われました。

もちろんお断りしましたが。笑

市場価値は500万~800万円

転職サイト、不動産会社からのお誘いを含め、
結論としては、
30歳・一級建築士の市場価値の相場はおよそ

500万円~800万円

ということが分かりました。
もちろん、英語がもっと話せるなどの強みがあったり、
デベロッパーやPMなど業種の幅を広げるとまた結果は変わっていくと思います。
こちらの記事にも書いてあります。

しかし、建築の設計という観点から行くと、
おそらくこのくらいが妥当なのでしょう。

気になる方はぜひ自分でも登録して確かめてみて下さいね。



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