キャリア 一級建築士

26歳で一級建築士に合格するためにした6つのこと

スポンサーリンク

nabeは26歳の時に一級建築士に受かりました。
大学院を卒業し社会人2年目の時に初受験をし、
一発合格できました。

これを見ている方はおそらく一級建築士をこれから受ける方、
もしくはこれまで受けてきたけど今度こそ受かりたい方が
多いのではないかと思います。

そんな方々のために、nabeがどのようにして試験を突破できたか、
その生活スタイルの全貌をお話しします。

1.資格学校に入校

まずみんなが悩むところとして、

資格学校に入るべきか否か

だと思います。

結論から言うとnabeはS資格(以下、S)に通っており、
入ってよかったと思ってます。
受かったので当然ですけど。笑

大学院を卒業する間際の3月頃、
S営業の方が足しげく大学へ足へ運んでは、
将来有望な金ヅル学生たちを相手に入校を誘っていました。
そのタイミングでnabeは入校を決めました。

まず悩ましかったのは1年コースか2年コースかです。

社会人がどういった生活リズムになるか全く予想できません。
早く帰れるのか?
勉強する時間はあるのか?
土日出社はあるのか?

などなど、心配事は尽きません。

次に、金額です。
皆さんご存じの通り、Sは業界No.1の実績を誇るため、
当然その値段設定も強気です。
ん百万のお金が飛んでゆくので
慎重に決断しなければなりません。

さらにさらに、ローン(利子あり)まで用意してくれるのです。
奨学金などは無く自分一人の力で生計を立ててゆく必要がありますが、
きちんと払えるか(まあ払わないとダメなんですが。。。笑)、
払った上で人間らしい営みができるのか、

さらにさらにさらに、本当にSで良いのか。
NやTや独学などもあるのではないか。
まずは数年働きながら独学し、
ある程度知識をつけてから入ったほうが良いのか。

色々考えることがありました。
が、結果として
Sの1年コースをローンあり
で支払うことにしました。
確か80回払いとかそれくらいの回数だった気がします。
(それでも月々1万以上の支払いになる。。。)

理由としては、
・合格率が高いこと、
・2年コースとかだるすぎて絶対行かなくなる気がしたから
・親が無利子で貸すと言ってくれたが、自分にプレッシャーを与えたかった
・会社から近くのS校舎に事務所の先輩がいるらしく色々聞けそうだから

そんなこんなで入社1か月前にしてSに入ることに決めました。

2.勉強時間の捻出

Sの方はご存じかと思いますが、
学科のカリキュラムは 試験の2か月前まではこんな感じです。

週1回の講義と4つの宿題を次までにこなす

これだけです。

4つの宿題は、こんな感じです。

  • 次週講義の予習
  • 前週講義の復習
  • 前々週講義の復習
  • 全範囲からランダム出題の問題

これがね、意外と大変なんですよ。

建築業界は働き方改革とは言っても遅くまで仕事したり
土日出社したりが当たり前だったりしますよね。
夜23時に家に帰ってきて勉強、辛いですもん。

ですので、いかに勉強時間を確保するかが鍵でした。

まず平日の過ごし方です。

nabeは料理が好きなので仕事の時は
お弁当を持って行くことが多かったのですが、
少しでも勉強時間を確保するため、
準備片付けの時間を無くす目的で毎日弁当を買うことにしました。
また、夜遅くまで働いてから勉強していたので、
朝は当然起きられません。
準備する余裕も無かったのも正直なところです。
また、帰りも基本的には外で食べるか、買って帰るかでした。

そうすることによって、食費と体重は増加しましたが
それによって勉強時間を確保することができました。

ただでさえ学校にお金を支払っているのに出費が増えるのは痛いですが、
何より重要なのは勉強時間が確保できる仕組み作りです。
それを初期のころからやることが大事です。

ちなみにタイムテーブルにするとこんな感じです↓
8時45分 起床
9時15分 出発
9時20分 スーパーに寄り弁当購入
9時30分 始業
12時30分 お昼休みになったと同時に
     おもむろに弁当を取り出して食べる
12時45分 勉強開始
13時30分 午後の仕事開始
21時~0時 仕事終わり
  帰宅後0.5~2時間勉強
0時~3時   就寝  

Sでは週の勉強時間のダイアリーをつけさせていました。
その記録を見ると、週によってばらつきがありましたが、
nabeの場合はだいたい講義の時間を抜いて10~15時間/週でした。
少ない週は1桁の時もあるくらいです。
(ちなみに学校では20時間やれと言われていたが普通に無理

週7日で割ると約1日1.5時間です。

タイムテーブルを見ると、
お昼休みの45分なんてたかが知れている
と思われるかもしれませんが、
1日の勉強時間の半分を終えられている計算になります。

お昼休みの時点で、その日のノルマの50%を終わらせられていたら
どんなに気が楽か。。。

しっかりと量を把握し、必要時間を求め、
それに必要な時間を確保するための努力をしましょう。
勉強を努力する前にです。

ただし、朝方の人や昼休みは睡眠をしっかりとる人もいるので
やり方は各自それぞれにあった方法を取ってよいと思います。

重要なことは、自分はなにを妥協できるかを考えることです。
私はお金で時間を買ったようなものですね。

3.講義の日にめっちゃ頑張る

nabeが一番お勧めしたい勉強スタイルは、

講義の日にめっちゃ頑張るスタイルです

どういうことかというと、

まあそのままの意味なんですが・・・

日曜の8時30分~14時30分頃まで講義、これは普通ですね。
ここからです。
15時までお昼ご飯を食べます。
そこから、宿題をやり始めるのです。
4つの内、下記3つを終わらせてしまいます。
上の2つはマストで、可能であれば一番下もやる感じ

  • 次週講義の予習
  • 前々週講義の復習
  • 全範囲からランダム出題の問題

ちなみに、なぜ前週講義の復習をやらないかというと、

例えば4月10日に講義を受けたとすると、
次週の講義の予習=4月17日の予習
前週の講義の復習=4月10日の復習
前々週の講義の復習=4月3日の復習
ということになります。

ですので、4月10日にその日の復習をするのは、
記憶が鮮明なのであまり意味が無いからです。

話を戻します。

なんと!!!
残りの6日を残して宿題の半分が終わっている
ではありませんか。

これ、めちゃくちゃメンタルにやさしいです。
先ほどの計算で行くと残り6日で5~7.5時間勉強すればいい計算になります。
6で割ると、1日当たりの勉強時間は1時間を切るんです!
やばくないですか?
これなら頑張れそうじゃないですか?
昼休み45分テクを使えば、あとは通勤電車で単語帳でも覗いたら終わりです。
すごくお勧めです。

講義終わったー!
解放的だー!!!
遊ぶぞー!!!!

その気持ちめっちゃ分かります。
ただ、それを我慢することで残りの6日が解放的になれます。
逆に遊んでしまうと残り6日が辛いです。

こんなスタイルで勉強をしていました。

4.自分へのご褒美をしっかりと

さて、頑張るだけでなく、リフレッシュも当然必要です。

平日の息抜きチャンスである昼休みは勉強

夜遅く帰ってからも勉強

土曜日も勉強

日曜日は朝から講義で終わってからも夜まで勉強

nabeはいつリフレッシュしていたか、それは・・・

日曜の夜遅くです。

講義が15時終わり、そこから前述の宿題をやると21時とかになるんです。
nabeの週末はそこから始まります。

まず、帰宅して準備をして21時30分からゴルフの打ちっぱなしへ。
ストレスをすべてボールに打ち込みます。(力むと良くないけど。)

そして22時30分から汗を流すために銭湯に行きます。
一日中座って頭も使って体も動かしたのでへとへとですので、
めちゃくちゃ風呂最高です。

そんな疲れた体をリフレッシュした後、
23時30分からは銭湯の隣のバーで一杯飲むんです。
大体一杯じゃ終わらないんだけどね。

たった3時間程度ですが、かなりリフレッシュできます。
ほとんど勉強していたにも拘らず、
休み満喫した~~感が出るので、
また明日から頑張ろうと思えました。

最初のころ、勉強終わって疲れて帰って寝るだけだと、
あー今週も勉強で週末がつぶれた・・・
となってしまっていたのですが、
このスタイルを作り上げたことで、
今週も勉強にゴルフ、銭湯に飲み、いろいろやったわー
となって、満足感が高かったです。

ただ、nabeはアクティブタイプで体力もあるのでできますが、
普通に帰って寝るほうが良い人もいると思いますので、
自分の性格と体と相談してください。笑

5. 禁酒 (失敗)

nabeはお酒が大好きなのですが、試験の年の3月に禁酒しました。
もちろん仕事関係の飲みなどは行きましたが、
基本家では飲まないようになりました。

ただ、早く禁酒しすぎて
6月くらいに飲みたくなって、
飲み始めちゃったので
これは失敗。笑

ただ、それでも受かりますので飲んでも大丈夫です。

6.ローンの返済表を勉強机の前に貼る

お金の力はすごいです。
これだけお金がかかってるんだ!!!!
簡単には落ちられないぞ!!!
と戒めの意味で貼っていました。

効果はあったのかは正直謎。笑

まとめ

いかがでしょうか。
人それぞれ状況が異なるので一概には言えませんが、
少しづつ着実にやっていくしか方法はありません。
そして誰もが頭ではそれを理解しています。
ただ、実践するのは非常に難しいです。

そんな人のために、
少しでもこれらの方法や考え方がお役に立てば幸いです。

-キャリア, 一級建築士

© 2025 Designabe Powered by AFFINGER5