不動産 建築 日常

コロナ禍でのマンション探しまとめ。安くなるの?安全対策は?などの疑問にお答えします。

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今回は「家を買いたい!」と思いつつもコロナの影響で「公共交通機関での移動が不安」という方や「居住中の内覧をしてもいいの?」とお悩みの方へ、実際に内覧を10件ほどしてきたnabeが自分自身と不動産屋の対策をお伝えします。

※本ブログはコロナ禍での積極的な内覧を推奨するものではありません。もし内覧をされる場合はしっかりと対策を取って自己責任でお願いします。

移動手段

自転車

nabeは目黒住みなので、目黒近辺で探していました。東横線や田園都市線、目黒線沿線などです。いいなーと思った物件が洗足池あたりにあった時は自転車で行きました。自転車でも30分もあれば着きますし、春ですのでちょうど気持ちよくサイクリングできました。ジョギングする人やウォーキングする人、公園で遊ぶ人などもいるので正直不動産の内覧はきちんとしていればリスクが低いと思います。
自転車で行く際は停めるところが周囲にあるか確認しましょう。もしかしたらマンションの駐輪場に停めてよいかもしれないので事前に不動産屋に確認しておきましょう。
また、自転車だと周辺をうろうろできるので土地勘があまり無いエリアならそのまま周辺を散策するのにちょうどいいと思います。

ランニング・ウォーキング

別な物件では馬込の物件を見に行きました。この時はコロナ太りもあるためランニングで行きました。nabeは嫁が自転車で伴走してくれたので良かったですが、汗を拭くタオルや飲み物などを持って行くようにしましょう。綺麗な部屋を汗で汚しちゃまずいですからね。また、マスクをしながらランニングをすると苦しいので気を付けてください。
1人で行く場合、物件資料(A4程度)をもらうことがほとんどだと思うので荷物をどう持って帰るかを考慮してバッグ等を選びましょう。資料が不要な場合はその旨伝えて身軽なまま帰ればよいと思います。メールで送信して下さい、といえば対応してくれるのでその方法でも良いかと思います。もちろん走らずにウォーキングでもOKです。

自分で車を所持している方は車で行くのも安心ですね。ただし、自転車と違いその辺りに停めるということは難しいので事前にコインパーキングの場所を調べておきましょう。
また、コロナの影響で各業界で業績悪化が叫ばれていますが不動産業も同様です。
2020年4月の中古マンション成約数は前年比50%減とのことですので、不動産屋も必死です。お願いすれば家や最寄り駅まで迎えに来てくれて、マンションのある現地まで送ってくれて、もちろん帰りも家や最寄り駅まで送ってくれます。車内で詳しく条件や物件について話せる時間を確保できるのもメリットです。
例えばこんな感じ

SUUMOより

送迎はもちろん、殺菌消毒やパーティションなどすごく色々な対応をしてくれていますので、安心して内覧できるかと思います。

不動産屋の安全対策

オンライン内覧の実施

やっぱり外に出るのはちょっと。。。
知らない人に会うのはちょっと。。。

という方にはオンライン内覧がお勧めです。家にいながら内覧ができるのでZoomやLineなどのテレビ電話を使いながら、現地にいる不動産屋のスタッフが代わりに中を見せてくれます。建物外観やエントランス共用部、廊下、エレベーターなどから見せてくれるので本当に行ったような気分になれます。
ポイントは自分で自由に動けないので事細かにお願いしないといけないのがネックですね。遠慮しがちだと「もっとここが見たかった」となりかねないので、しっかりと見たいところを細かく伝えましょう。

SUUMOより

VR内覧

オンライン内覧の更に上を行くのはVR内覧です。
これは三菱地所の例ですが、VRの利点はやはりリアリティですね。
遠隔地にいながら自分で歩き回ったり上下左右を好きに見て回れるので、テレビ電話と違いスタッフに気を遣わず時間を選ばす体験することができます。また画質も抜群ですし、画角も人間の視点ですので重宝します。
ただし、これは大手デベロッパーかつ新築のモデルルームの場合なので、中古マンションだと対応しているところはほぼ無いのが残念ですね。

HPより

セルフ内覧の実施

セルフ内覧というのもあります。その名の通り、不動産屋さんはおらず、到着前に鍵を開けてくれ、終わったらあとで戸締り等をしてくれるというものです。もちろん途中で聞きたいことがあれば電話やメールで対応してくれます。移動中のリスクはあるものの、オンライン内覧よりも自分で好きなように動き回って見れるのは良いですね。

マスク・消毒の徹底

マスクやアルコールスプレー、消毒液を準備してくれていることも多いです。特に、居住中に売りに出している人がいるお宅にお邪魔する場合は確実にありました。またスリッパも使い捨てのものを用意してくれてたパターンも。ただし、居住中の場合は売り主も早く売りたいという一方で、リスクが高いので内覧を中断していたり、売り出しを止めようとしていたりするパターンも多いので、気になるものがあれば早めに問合せしましょう。

マンションは買い時なのか

良い物件が残っている可能性あり

さて、ここまで様々なコロナ対策を見てきましたが、そもそもそこまでして内覧するの?という意見もあるかと思います。
必要にかられている人はともかく、急ぎじゃない人はコロナが落ち着いてからでも良いと思うかもしれません。
ではコロナはいつ落ち着くのでしょう?一旦収束しつつありますがまだまだ予断を許さない状況です。完全に落ち着くのを待っていたらあっという間に1~2年が経ってしまいます。
賃貸と比べて物件が少ない分譲は一期一会の出会いが非常に多いです。家の購入を検討している人は少しずつ探し、良いものがあればしっかりと対策を取って内覧するのも手かと思います。
それは、
・みんな内覧を控えている
・売主は内覧が無く焦る
・不動産屋は売れずに焦る
という状況がそろっているからです。

nabeは10件以上見てもピンと来なかったのですが、ある物件を見て即決しました。

「なぜこの物件がこの値段で3か月も売れてないの?」

と思ったら、コロナの影響でちょうど売り出し始めた3月から内覧希望者がいなくなったとのことです。そしてみんな緊急事態宣言が消えたら少しずつ動こうかな?ということで、内覧申し込みはするものの実際に見るのは先延ばししていた状況でした。これはとてもラッキーでした。
こういったことが起こるのはこの状況だったからでしょう。みんなが動かない時にこそ来るべき時に備えて準備するのは何事でも大事ですね。

安くなるのか

これは物件によりけりですが、コロナだからといって安くなるものとならないものがあります。そもそもコロナの有り無しに関わらず、魅力ある物件はすぐ高値でも売れるし(高値でも買うほどの魅力がある)、魅力の無い物件は金額を下げないと売れないです。
なので、安く買うというよりも「良い物件を一足先に見れる」「物件探しのライバルが少ない」というのがコロナ禍での物件探しの利点だと思います。

ただし、中古マンション市場の値上がりの動きに追従しただけの本来の価値以上の強気値段を設定している物件があぶりだされやすくなり、軒並み100~500万くらい下げているのでそういったところとは交渉の余地はあるかと思います。

まとめ

コロナ禍でのマンション探しについて書きました。
まとめると
・安全対策を取った移動と内覧をする
・IT技術を積極的に使う
・ライバルの少ない時期に動く
ということを頭に入れていただき、
より良い家探しの参考になれば幸いです。

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