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【総額4万円以下のDIY】ダイニングテーブルを作ってみた【前編】

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どうも、nabeです。
今回はダイニングテーブルをDIYした話を書いていきます。
ダイニングテーブルをDIYしたい!と思っている方やDIYに興味がある方はぜひご覧ください。

ダイニングテーブルをDIYしようとしたきっかけ

ダイニングテーブルをDIYしようとしたきっかけは新居に引越したためです。30㎡台二人暮らしから70㎡台二人暮らしに変わったので、必然的に”色々な家具が足りない”という状態になってしまいました。特に、家電やソファ、ベッドは今まであったものを使うことができますがダイニングというのは前の住まいにそもそも存在しなかったので必然的にダイニングテーブルも存在しませんでした。このような理由でダイニングテーブルを購入しようと思い、探し始めました。

ダイニングテーブルは高い

ダイニングテーブルを購入しようor購入した経験がある人はご存じかと思いますが、ダイニングテーブルって高いんですよね。デザインを無視すれば話は別ですが、それなりに気に入るデザインのものを探すと安くても5万円、デザインを気にすると平気で20~30万以上します。

もちろん長く使えるもの、毎日使うものであるので長期的にいったら大した金額ではないかもしれませんが、家を購入する際には色々お金が出ていってしまっているのでかなり大きな負担になります。
とはいえ、3LDKなのでダイニングがないとがらーんとしてしまいますし、ご飯を食べるだけならリビングじゃなくてダイニングの方が絶対に良い。となるとやはりダイニングはいるな。。。という結論になりました。

20~30万円のダイニングテーブル 美しいけど
なかなか手が出ない

問題はコストでしたので”じゃあ自分で作ったら安いのでは?”と考えたのが1つ目の理由です。

自分で家具を作りたい

そもそも家を購入した時は自分でリノベをするつもりでした。やはり建築設計者ですので自分の家は自分でデザインしたい!という思いがあります。結局築浅のきれいなマンションを購入したので自己満のために数百万かけてリノベーションをするという選択はせず、普通の3LDKに住むことにしました。
しかし、やはりどうせなら人が作ったものよりも自分で作ったものに囲まれて生活したいと思いましたので、作れる家具は買わずに自分で作ろう、と思ったのが2つ目の理由です。

安く、カッコよく

さて、自分で作ることのメリットは何と言っても安さです。しかし安さを求めたことでカッコ悪くなったら本末転倒ですので、あくまで”安く、カッコよく作る”というのをテーマに作り方を考えました。

ダイニングテーブルのDIYは脚+天板がベスト

さて、具体的に作り方を考えたものの、普通の人に与えられた選択肢は「気にいる脚と気にいる天板を買ってくっつける」これしかありません。

なぜか。
高い家具は木や金属の曲線美やシャープさなど人間の手では作れない or 作るには時間がかかるデザイン故に価値があるのです。なのでかっこいい脚を作ろうとしたりかっこいい天板を作ろうとすると色々な器具や知識が必要になります。そうすると実現できたとしても普通に買った方が安いし綺麗で丈夫にできるでしょう。どうしても自分の手で作りたいんだ!という人以外は脚+天板購入が一番現実的かと思います。

脚の種類を考える

ではまずは脚を考えましょう
脚の素材としては木、スチール、ステンレスあたりがオーソドックスです。
ナチュラルでやわらかい雰囲気や落ち着いた雰囲気を出したいなら木がおすすめです。木の種類や塗装色で印象がかなり変わるので、自分の求める部屋のイメージを思い受かべて選定して下さい。形状さえ気に入ればあとは塗装で何とかしやすいのもメリットです。

スチールやステンレスはシャープでモダンな印象になります。ただし、天板の組み合わせによってかなり印象は変わります。ガラスと組み合わせるとスタイリッシュなデザインになりますし、木と合わせるとヴィンテージ感のあるブルックリンスタイルになります。組み合わせのセンスが問われるので木よりも扱いが難しいかもしれません。

天板の種類を考える

天板の種類としては木、金属、ガラスなどがあります。木の場合一枚板などの無垢材か集成材が考えられます。無垢材は本物なので上質な雰囲気を作ることができますが、全体のインテリアの合わせは結構難しく、テイストが合わないと結構ダサくなりがちなので慎重に採用したいところです。集成材の場合は多様な寸法がある点が良いですが、やはり工業製品感が出てしまうので、塗装などをして味を出していかないと安っぽくなってしまいがちです。

金属の天板はシャープでスタイリッシュな印象になります。ただし、木よりも接合の選択肢が減ることや、きちんとコーナー部のケアをしないととがってて危ないので、子供やペットがいる場合は十分に気を付けて採用しましょう。

ガラスも同様に円形なら問題ないですが角があるものであれば危なくないようにR形状になっているものを選びましょう。こちらも金属天板同様に脚との接合の選択肢が少ないです。載せるだけでも良いですが、天板に手を掛けたら浮いてしまうなど危険もあるので十分に注意が必要です。

部材はネット通販やホームセンターでの購入がお勧め

さて作り方が決まったら部材を購入しましょう。
どこで買うかですが、私が買ったサイトを紹介します。

天板:フリー板.com

なぜここにしたかというと金額が安かったからです。天板を木にした理由ですが、子供が生まれたり、猫を飼うことを考えると一番安全かなと思った点と塗装や加工が自分の手でもしやすい、という扱いやすさの点で選びました。

買ったものは赤松の集成材で
長さ:3010mm
幅:610mm
厚み:30mm
金額は税込み16280円でした

長さが長いのには理由があります。
リモートワークもあることから作業机も必要になっていたため、大きい板を買い半分にカットしてもらい、片方は作業机、片方はダイニングとしようと思ったからです。作業机ではデュアルディスプレイなので少なくとも1200mm、できれば1500mm欲しいところ。ダイニングも同様に1200~1800mmは欲しいと思ったので、結局3000mmの長さの板を買って1500mmずつ使うことにしました。

ここで注意して欲しいのは自分は作業机ベースに幅を選びましたが、ダイニングの利用を考えると幅は750mm以上はあった方が良いです。現在2人暮らしであることや、1枚を買ってカットするのが一番コスパが良かったのでダイニングも作業机合わせの600mmでいくことにしました。実際使ってみても2人暮らしなら問題ないです。ただし、ダイニングテーブルとしては幅が狭いので気を付けてください。

厚みですが、1500mmの長さであればだいたい30㎜程度で良さそうなので30㎜にしました。厚みについては幅や支持するスパンによってケースバイケースなので不安であればお店に連絡して推奨の長さと幅に対する厚さを聞くと良いでしょう。
また、厚みがある程度無いとたわんでしまうだけでなく、脚をつける時の接合にも影響が出てくる可能性があるので、脚を購入する際に脚の取り付け方法をしっかり確認し、推奨厚みを知っておく必要があります。

ここで板を購入する際にカット長さを指定できるので、好きな長さに切ってもらうことができます。ただし、カットの仕方によっては発送が遅くなるので急ぎであれば早めに購入しておきましょう。

脚:ペイント工房

脚はペイント工房で購入しました。理由はコスパです。
ニトリやイケアの脚も見たのですが、まあイマイチなんですよね。値段が安い分しょうがないですが。

ニトリの脚 1018円

イケアの脚 375円

安いけど、デザインはうーん、って感じです。

個人的に欲しかったのはかなでもののステンレス脚がシンプルでカッコ良かったので買いたいなーと思いました。しかし少しお高めなので今回は諦めました。下手したら市販のダイニングテーブルが買えちゃうような金額の脚もありますね。

そして色々見た結果ペイント工房で購入することになりました。ロの字の金物が2重になって構成されている感じがすっきりしつつもしっかりとしてるので安っぽく見えなさそうでしたし、金額も2万円だったのでデザインとコストのバランスが良いと思い購入を決めました。

部材が届いた!

さて部材が届きました。
あとは開封、塗装、組立をするのみです。後編に続きます。

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